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目の養生ライフ ~目の疲労・視力低下の原因~

「スマホ老眼」「ドライアイ」「眼精疲労」などの言葉を、ここ数年CMや雑誌などで目にすることが多くなってきました。パソコンやスマートホンがなくてはならないこの時代、目を酷使している人は多いのではないでしょうか?
 
今回は、目のトラブルの基本について、東洋医学・西洋医学の視点からお伝えします。
 
 

西洋医学から見る目の仕組み

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物を見る仕組み
眼球の表面の角膜から外の光が入ると、虹彩が光の量を調整します。さらに毛様体という筋肉が水晶体の厚さを調整して、光を屈折させてピントを合わせます。すると、網膜に像が結ばれて視神経を通りものが見えるという仕組みです。
 
 
ピント調節の仕組み
ピントを合わせる水晶体は、毛様体という筋肉が弛緩/緊張することで調節されます。近くを見るときは毛様体筋が圧迫して水晶体が厚くなり、遠くを見るときは毛様体筋が緩み水晶体が引っ張られて薄くなります。このようにして、近くを見たり遠くを見たりしても、像がはっきりと見えるのです。
 
 
目の不調の原因
近年では、パソコンやスマートホンを使用する時間が長く、近くを見るために毛様体が常に緊張している状態が続いています。そのため、毛様体に疲労がたまって機能が低下し、ピントがうまく合わせられなくなり視力が低下しやすくなります。この毛様体が疲労しすぎると、房水というリンパ液が増えて眼圧が上がり角膜が変形します。これによって角膜と網膜の距離が長くなり、像が結びづらくなって近視がひどくなります。
 
また、もう一つの原因は血流の低下です。目は身体の中でも血流不足になりやすい場所で、さらに近くを見すぎると毛様体が緊張して筋肉が硬くなり血流が悪くなります。
 
これらが原因で視力低下、ドライアイ、肩や首の凝り、頭痛に繋がります。目は身体の器官の一つであり、酷使すれば運動後の手足のように筋肉痛にもなり、血流が悪くなれば老廃物の循環・除去も悪くなってしまうのです。
 
 
 

東洋医学から見る目の仕組み

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目の疲労や症状は「肝」の不調から
「東洋医学=中医学」の視点から見ると、身体の不調は「五臓六腑と繋がっている」と考えられています。
「肝は目に開く」とも言われ、目の不調は肝の不調と関係があると言われています。肝は血を蓄える場所であり、肝で蓄えられた“肝血”は目の栄養源となります。目を使うと肝血が消耗されるため目に栄養が行き届かず、カスミやドライアイに繋がります。また、肝は筋を司っているため、肩こりや頭痛も一緒に引き起こします
また肝は“氣病”と関わりが深く、ストレスや疲れによって肝は疲弊するため、それが目の不調に繋がることもあります。
 
視力低下は20歳くらいで止まるといわれていますが、パソコンやスマートホンを使うことが多くなった現代は年をとっても視力が低下し続けていくといわれています。また子供の視力低下も多くなっており、とくに眼鏡を使用している子供の場合、眼鏡はレンズの中心で視力矯正し、左右上下に動かすことがないため、意識的に動かさないと筋肉が硬直してしまい、さらに視力低下につながっていきます
つまり、視力矯正するコンタクトや眼鏡を使っていても、生活習慣や食生活を改善しなければ悪化する可能性があります
 
今回は目の不調についてご紹介しました。次回の9月6日のコラムでは視力低下や目の疲労に効く食材を紹介予定です。
 
 
担当管理栄養士:Tomoyo
 
 
参考文献
・本部千博「眼科医が考案!自宅でできる視力回復メソッド」株式会社学研プラス(2013.3.13)
 
 
 
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