エモーショナルイーティング~我慢できない食欲から脱出しよう~/最新情報

HOME > 最新情報 > コラム > エモーショナルイーティング~我慢できない食欲から脱出しよう~

エモーショナルイーティング~我慢できない食欲から脱出しよう~

「ついついポテトチップスを1袋食べてしまった」
「どんなに食べても満足感を得られない」
「食べると落ち着くから食べている」

このような体験、誰でもあるかと思います。

でも、たまにではなく、
それが毎日続くのは肥満や病気の原因にもなりかねません。
この“偽物の食欲”で食べてしまうことを
“エモーショナルイーティング”といいます。

 

エモーショナルイーティングとは…?

“エモーショナルイーティング”という言葉を聞いたことありますか?

11016636_639725742800097_1505587932_n.jpgのサムネイル画像
エモーショナルイーティングとは、
感情を落ち着かせたり、高めたり、
避けたりするために食べることを言います。
 
ストレスがたまった時のやけ食いとは少し事なり、
エモーショナルイーティングでは、
あらゆる感情が食欲に繋がり、
悪い感情だけでなくいい感情でさえも
食べ過ぎに繋がってしまいます。

エモーショナルイーティングの特徴と原因

エモーショナルイーティングの特徴として、以下のものが挙げられます。
   ・食べた後に罪悪感がある
   ・習慣化している
   ・空腹ではないのに止めることができない
   ・食べても心は満たされないとわかっていても食べ続ける

 

原因としては、以下のものが挙げられます。
   ・ストレス 
   ・不快な感情(悲しみ・怒り・不満・恐怖など)
   ・虚しさや孤独
   ・子供のころからの習慣

 

このようなことは、誰でもありますが、
あまりに頻度が多いと肥満や病気などといった身体への影響のみならず、
心にも影響が出てしまい、摂食障害につながる恐れもあります。

あらゆる感情が食べることに変換されてしまうので、
“なぜそれを食べたのかを知ること”と、
“食べること以外でその感情を満たせるようにする”という2点が
エモーショナルイーティングから脱出するためのポイントになります。

 

エモーショナルイーティングの脱出ポイント 
●フードダイアリーをつける
160129cbb20bab6227f01dcb65fb696c_s.jpg
普段の食事ではなく、食べたい衝動に駆られて食べてしまった時に、
“なぜ今これを食べたくなったのか”
“食べた後にどんな感情になったのか”
などを書き出してみてください。
 
書いているうちにエモーショナルイーティングをするパターンが見えてきます。

 

 

●食べ物以外に目を向ける
フードダイアリーをつけていると、
どのような感情の時に食べ過ぎてしまうのかがわかってきます。
その感情になった時に、違う行動に移してみましょう。

・散歩をする 
・洋服を見に行く
・友達に談話する 
・家事をする
何でも構いません。
その時の食欲を違う行為で満たしたり、回避することができます。

 

実際に、習慣的にしているエモーショナルイーティングから
抜け出すのは難しいかもしれませんが、
少しづつ違うことで心を満たせるようにしていきましょう。

偽の食欲で悩んでいる方、その結果太ってしまい、
さらに自分に自信を持てなくなってしまった方
など、
たくさんいらっしゃると思います。
 

一人で悩まずに、私たちパーソナル管理栄養士にぜひご相談ください。
あなたに合った食生活や解決法をご提案します。
一緒に健幸元氣になる方法を考えましょう!

お気軽にお問い合わせくださいませ。

担当:Tomoyo

 

≪参考文献≫
スーザン・アルバース
『お腹がすいていなくてもつい食べ過ぎてしまうあなたへ』(西悠彩 訳)サンマーク出版(2015.1)

 

 

三城円ブログここまで

最近の画像

Facebookページ(管理栄養士三城円による食事サポート)

Facebookページ パーソナル管理栄養士三城円による食事サポート

Facebookページ(日本パーソナル管理栄養士協会)

Facebookページ 一般社団法人 日本パーソナル管理栄養士協会