春は肝!肝を労わる食生活とは?/最新情報

HOME > 最新情報 > コラム > 春は肝!肝を労わる食生活とは?

春は肝!肝を労わる食生活とは?

もうすぐ4月!新年ではないですが、また新しい1年が始まりますね。
入学や入社、転勤や転職など新しい環境での生活が始まる人も多いと思います。
 
中医学で春は「陽気が高まり、精神が高揚しやすい。とくに春先は風が強く、外邪が体内に入りやすいため、肝を補養し、気の流れ促進して興奮を静め外邪が入らないようにすると、考えられています。
これでは少し難しいので、分けて説明いたします。
 

体内の特徴

6e70b65f0b9e4aaed8e1d9773aea2d21_s.jpg
 
植物は芽吹き、動物たちが冬眠から覚める春。自然のエネルギーが高まります。
 
春の「陽気」が高まるにつれ、私たちの体内でも気や血の流れが良くなり新陳代謝もアップします。また、冬に余分に蓄えていたものを使い始める「解毒」の季節とも言えます。
 
春には風がよく吹くため、この風が春に体調を崩す大きな原因と考えられています。
この風からくる不調は、鼻水や目の充血、頭痛、ニキビ、吹き出物など身体の上の方に現れやすいのが特徴です。
 

感情の特徴

前回のコラムでも紹介しましたが、感情と臓器にはつながりがあります。
 
五行の考え方では、春に関係する臓腑は「肝」とされ、以下のような働きがあります。
・血液の貯蔵 
・気血の流れのコントロール 
・消化吸収の補助 
・運動神経の調節
 
陽気が盛んな季節なので肝の働きも盛んになりますが、高まりすぎると疲れてしまいます。
春に代表的な「五月病」も肝の疲労によるものと考えられており、春は肝の働きを調え、肝の気が上がりすぎるのを抑えて精神の安定を図ることが大切になります。
 

春の食養生

山菜画像.jpg
「風邪(ふうじゃ)」から身体を守る
風は通常であれば無害ですが、時に健康を害する原因になり、「風邪(ふうじゃ)」という邪気になります。風邪(ふうじゃ)から身を守るため、陽気を補う食事を心がけましょう
▶ ニラや生姜などの香味野菜、米や小麦などの穀類 
 
 
「肝」を補う
肝の働きが盛んになると、体液や血液の不足しやすくなるので、水分やビタミン・ミネラルを補給しましょう。
 
<血液を補う(補血)>
レバー、干しブドウ、ほうれん草、黒ゴマ
 
<体液を補う(補陰)>
白木耳、牛乳、豆乳、豚肉、チーズ
 
 
「肝気」の上昇を抑える
春は肝気が盛んになりやすいので、特に気持ちの起伏が激しい方は、肝気を落ち着かせ、正常にする働きのあるものがおススメです。香りの強いものは、気の巡りを良くして精神を安定させます。また、春にとれる山菜やたけのこなどの苦みのあるものは胃腸の働きに刺激し、消化吸収を促し、老廃物の排泄に良いといわれているとともに、苦味は余分な熱を摂る作用があるため、肝の上がりすぎた気を抑える効果もあります。
▶ 三つ葉、セロリ、はっか、春菊、ふきのとう、たけのこ、菜の花
 
 
4月の環境の変化に負けない身体づくりを食事から始めるのはいかがでしょう?
 
San-CuBicでは、お客様の悩みを一緒に考え、生活に合ったアドバイスを提供いたします。一人で悩まず、パーソナル管理栄養士と一緒に考え、行動から結果に結び付けましょう。お気軽にお問い合わせ下さい。
 
担当管理栄養士 : Tomoyo
 
<参考文献>
・平馬直樹 辰巳洋「基本をしくみがよくわかる東洋医学の教科書」株式会社ナツメ社(2015.6.20)
・喩静 植木もも子「薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帳」株式会社西東社(2012.8.20) 
・再春館製薬所「再春館製薬所が教えるおうち漢方」(有)TPS21(2014.4.5)
 
 
三城円ブログここまで

最近の画像

Facebookページ(管理栄養士三城円による食事サポート)

Facebookページ パーソナル管理栄養士三城円による食事サポート

Facebookページ(日本パーソナル管理栄養士協会)

Facebookページ 日本パーソナル管理栄養士協会