新習慣におすすめ!「雑穀ライフ」でインナービューティ
もうすぐ4月。新年度がはじまりますね。
春は新しいことをするのにもぴったりな季節。食生活も見直して、新たな良い習慣を取り入れてみませんか?新たな習慣を選ぶポイントは「一生続けられる」かどうか。せっかくの良い習慣も、一時的に終わってしまってはなかなか結果につながりません。
ストレスなく、毎日の生活に取り入れられることからはじめてみましょう。
そこで、今回おすすめする新習慣は「雑穀」です!健康のために、とすでに取り入れている方も多いのではないでしょうか?
今回は、改めて雑穀の魅力と取り入れ方をご紹介いたします。
必要な動作は3つだけ!!
新しい事をはじめると途中でやめたくなる理由の一つが「面倒くさい」。いつもはやらない事を続けるのはなかなか難しかったりしますよね。新しい習慣を身につけるには、すでに習慣となっている動作と一緒に行うと続きやすいといわれています。
雑穀ご飯なら、いつも炊いている白米にプラスするだけ!必要な動作はたったの3つ!
1. 雑穀を取り出す
2. 白米に混ぜる
3. 炊飯器のスイッチをON
野菜を切ったり、スムージーを作ったりするよりも断然楽ちんだと思いませんか?
まずは、ハードルを低くしてはじめられるところからスタートしましょう!
主食からおかず、デザートまで!使い方のバリエーションが豊富!
雑穀はご飯に入れて食べるだけだと思われがちですが、実はおかずやスープ、さらにはお菓子にだって使えます。
例えば、「ミートミレット」とも呼ばれる「たかきび(上記写真)」はひき肉の代替えとしてよく使用されます。ハンバーグのひき肉を半分ほど「たかきび」にすれば、弾力があり食べ応えも抜群、腹持ちもよく脂質の量も抑えられます。また、「たかきび」の赤い色は、赤ワインと同じポリフェノールも豊富に含まれているので、アンチエイジングも期待できます。
おかずだけでなく、お菓子にも使えます。乾煎りした雑穀を小麦粉に加えればカリカリとした食感がクセになるクッキーが出来上がります。雑穀ならではの食感が楽しく、使う種類によってバリエーションも豊富です。
雑穀ご飯に慣れてきたら、違う使い方にもチャレンジしてみませんか?
種類が豊富!個性がいっぱい!
種類がたくさんあるというのも雑穀の魅力の一つ。
それぞれ味も食感も持っている栄養素も異なります。
離乳食からダイエット、貧血予防、アンチエイジング、スポーツなど、「食べるサプリメント」として、不足しがちなビタミンやミネラルを補うことができます。体調に合わせてブレンドを変えてみたり、特徴を活かしてお料理に取り入れてみたり、使い方は様々です。一つ一つの特徴を知っていくと、もっと雑穀ライフが楽しくなります。
さらに詳しく雑穀について知りたい方は、4月と5月に開催する「雑穀ライフでインナービューティ2016」へご参加ください。まだまだ知られていない雑穀の魅力や健康効果、使い方や選び方など、内容満点でお伝えいたします。体の中から健幸美ライフを目指しましょう。
担当管理栄養士 : 中西由紀
<参考文献>
鈴木理恵子「からだの中からきれいになる雑穀でつくるヘルシーサラダとおいしいレシピ」誠文堂新光社(2015)
植木もも子「毎日おいしいね、元気だね。だから+雑穀deli」保健同人社(2009)