喉の違和感…それって梅核気?/最新情報

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喉の違和感…それって梅核気?

2016年、早くも5月になりました。
4月になり、入社・転職・入学など、新しい1年が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
新しい環境に慣れずに疲れがとれない方、毎日が楽しい方、いろんな方がいらっしゃると思います。
 
前回のコラムで、春における季節と感情・身体の関係について紹介しました。
今回も、この季節に多い身体の症状について紹介したいと思います。
 

春の不調は「肝」から

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中医学では、春に関係する臓器は「肝」と考えられています。
 
肝の働き
●血液の貯蔵
●気・血の流れのコントロール     
●消化吸収の補助  
●運動神経の調節
 
春は陽気が盛んな季節で、肝の働きも盛んになりますが、高まりすぎると疲れてしまいます。春は肝の働きを調え、肝の気が上がりすぎるのを抑えて精神の安定を図ることが大切です。また肝は「怒」と関係する臓器でもあり、気の乱れにより頭痛・めまい・目の充血・動機・不眠などの症状を引き起こします。
 
 

喉に何かが詰まった感じ?

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この時期多いのが、「自律神経失調症」といった自律神経の乱れによる体調不良です。寒暖の差が大きい、新しい環境に慣れないなどで気を使いすぎ、ストレス過剰で身体に色々な不調が出てきます。
 
最近、「喉に何かが詰まった感じがする」そんな経験はありませんか?
 
これを中医学では「梅核気」といいます。
 
喉から胸にかけて感じる異物感で、ちょうど梅の種を飲んでしまって引っかかっているような感じがします。私も去年何度かなり、喉が痛すぎて声が出ない時もありました。これは、喉が痛くて病院に行って胃カメラなどで検査しても何も映らないため、「何もないです」と終わってしまったり、逆流性食道炎と診断されてしまったり、西洋医学の考え方では正確な診断をしてもらえないことが多いようです。
 
なぜ梅核気になってしまうのか?
その痛みは「気のせい」です。使い方が違いますが、中医学でいう「気」の流れが原因で起こります。もともと「気」が流れにくい体質であったり、「気」が足りない体質であったり、消化器官が弱い人になりやすい症状です。精神的な緊張や過度のストレスが続き、肝の気が落ち込み、気が停滞すると、消化器官に影響を与え、痰と気が鬱結して梅核気ができます。
 

梅核気の食養生

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①気の流れをよくする食材
香りの強いものが多く、食べなくても香りを嗅ぐだけでも効き目があります。
例)柑橘系の果物(グレープフルーツ・シークワーサー・柚子)、
 そば、大根、生姜、シソ、ジャスミンティー、八角、ハッカ、シナモン
 
 
②脾の機能を高め、痰を取り除く食材
白い野菜、ウリ科の野菜に多いです。
例)白木耳、大根、、大豆もやし、冬瓜、セロリ、すいか、あずき、ハトムギ、きゅうり 
 
 
梅核気の原因はストレスや疲れ。睡眠や適度な運動、趣味や友達との食事などをして、身体と心を休めましょう。また、消化器官も弱っていることが多いので、食べ過ぎ飲みすぎや、油っぽいものは控えましょう。欠食せず、3食バランスよく食べるようにしながら、上記の食材を、日々の食事に取り入れてみてください。
 
 
San-CuBicでは、お客様の悩みを一緒に考え、生活に合ったアドバイスを提供いたします。一人で悩まず、パーソナル管理栄養士と一緒に考え、行動から結果に結び付けましょう。お気軽にお問い合わせ下さい。
 
担当管理栄養士:Tomoyo
 
 
<参考文献>
・平馬直樹 辰巳洋「基本をしくみがよくわかる東洋医学の教科書」株式会社ナツメ社(2015.6.20)
・喩静 植木もも子「薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帳」株式会社西東社(2012.8.20) 
・陳志清 路京華「中医内科学」たにぐち書店(2004.09.23)
・王憶勤 「全訳 中医診断学」たにぐち書店(2007.12.16)
 
 
 
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