旬を楽しむための「美味しい雑穀」の見分け方
食欲の秋といえば、新米が美味しい季節です。ふっくらと炊き上がる水分たっぷりのお米は、ツヤツヤでとても美味しいですよね。新米のこの季節は、お米だけではなく雑穀も収穫の時期で最も美味しい時期となります。せっかくなら、より美味しい雑穀を楽しみたいですよね。
そこで、今回は美味しい雑穀の見分け方をご紹介いたします。
味が違う?美味しい雑穀の見分け方
「雑穀ならどれも同じ」「白米に混ぜて食べるから味に差はない」と思っている方もいるかもしれませんが、白米の古米と新米の味に差があるように、雑穀も選び方ひとつで美味しさが大きく異なります。ポイントを押さえて選べば、いつでも美味しい雑穀ライフを楽しむことができますよ。
雑穀の粒をチェック
まず、買うときにチェックするポイントは、雑穀の粒がそろっているかどうかです。粒が欠けていたり、割れていたりするものは古くなっている可能性が高いです。できるだけ、粒がそろっていて美しいものを選びましょう。
色の美しさも重要
粒の美しさと合わせてチェックしておきたいポイントは、色の美しさです。色が薄くなっているものは、古くなり乾燥しています。乾燥した雑穀は、炊いたときにパサつき、独特な匂いがしてしまいます。
パッケージにも注目!
長時間空気に触れていると酸化し乾燥してしまいますので、空気に触れずに梱包されている方がベターです。脱気されたパッケージで、脱酸素剤が入っているものがより良いですね。また、空気が入った状態で梱包されていると粒も壊れやすくなってしまいます。
できるだけ国産を選ぶ
収穫されてから食べるまでの時間はできるだけ短い方が良いです。時間がたてばたつほど、酸化し乾燥してしまいます。輸入したものは収穫してから運ばれてくるのに時間がかかっています。できるだけ国産のものを選ぶことをおすすめします。
美味しい雑穀の特徴
美味しい雑穀は、水分が豊富なので炊きあがったときにパサつかずふんわりと柔らかく仕上がります。また、艶があり雑穀が苦手な方が嫌がる独特な香りもしません。炊く前に水に浸したときに、しっかりと沈むこともポイントの1つです。水に浮いてしまうものは、乾燥して水分が少なくなっているのでできるだけ早めに食べるようにしましょう。
旬の食材は美味しいのはもちろん、栄養価も最も高くなる時期です。新鮮な雑穀選びをマスターしてぜひ、美味しく栄養満点な雑穀を楽しんでみてくださいね。