お正月太りの予防に!雑穀ご飯+お味噌汁のススメ
今年も残すところあと1ヶ月。忘年会やクリスマスとイベントが続き、あっという間にお正月を迎えますね。年末年始は少しゆっくりとできる時期でもありますが、いつもよりも食事量が増え、活動量が減る時期でもあります。これがいわゆる「お正月太り」の原因でもあります。
そんな怖いお正月太りも今から対策しておけば安心です。
今回は、年末までにできるお正月太りの予防のポイントをお伝えいたします。
食事制限をしない
「お正月までに減量しておけば、多少食べ過ぎても安心!」
そんな思いで12月は食事制限に励む方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、食事、生活はその後も続きます。短期間で減量したものは短期間で戻ろうとするのが人間の体です。せっかくお正月まで頑張って食事制限したとしても、その分「リバウンド」もしやすいのです。
また、お正月まで我慢して食事制限をしていた分、体は栄養を欲しているので吸収もしやすい状態になっています。そんな中で、お正月に美味しいものをたくさん食べればせっかく頑張っていてもすぐに元に戻るか、それ以上に太ってしまうかもしれません。
特別なことはしない。基本の食事を整える
では食事制限をせずにどうすればよいかというと、特別なことをする必要はありません。しかし、好きなものを好きなだけ食べていればもちろん太ります。特別なことをする必要はありませんが、毎日の食事を基本の形に整えることに意識を向けます。
ここでおすすめする基本の食事とは次のような食事です。
●主食 : 雑穀入りご飯
雑穀で野菜だけでは不足しがちなミネラル、食物繊維を補う。
●汁物 : 具たくさん味噌汁
野菜、きのこ、海藻などを3~4種類入れた味噌汁。副菜と汁物を一緒にしたイメージ。
ここにたんぱく源(肉や魚)をプラスしても良い。
●主菜 : 肉、魚、卵、豆腐などのたんぱく質源(味噌汁に入れても良い)
●プラスもう1品 : 常備菜やお漬物など
こうして書くと何品も揃えて大変そうに思うかもしれません。しかし、雑穀ご飯と具たくさん味噌汁(たんぱく源入り)をベースに用意できるものを1品プラスすればいいだけです。ポイントは雑穀ご飯と味噌汁は外さないこと。これだけを意識して、できることろからはじめれば良いのです。
年末年始の過ごし方
お正月までは基本の食事を中心に整えていき、年末年始は少し緩めて「ハレの日」のお食事を楽しみましょう。しかし、ダラダラと食べ過ぎることには注意し、できるだけ起床の時間や食事の時間はいつも通りに近い形で過ごしましょう。そうすれば、多少太ってしまったとしても、また基本の食事に戻せばすんなりと調整することができますよ。
せっかくのお正月、ダイエットばかりを気にするのではなくいつもとは違う「ハレの日」のお食事を楽しむためにも、今から基本を整える意識をしましょう!