美容と健康のために「菌活」しませんか?/最新情報

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美容と健康のために「菌活」しませんか?

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※新山食品加工場様で麹を見せていただきました
 
最近、「菌活」という言葉をよく耳にします。
菌食品を食生活に積極的に取り入れることを「菌活」といいます。
 
 
私たちは、食の欧米化やストレス、運動不足、加齢など
様々な要因で腸内細菌のバランスが崩れ、
悪玉菌が優勢になると
便秘や下痢、免疫力の低下、肌トラブル、精神的に不安定になったりします。
 
腸内環境の乱れによって、腸の病気を患う人が増えているのようで、
国が指定する「がん診療連携拠点病院(409施設)」の2013年の診療実績を
国立がん研究センターが公表しましたが、がん症例数の最多は大腸がんでした。
 
 
私たちの体に良い働きをしてくれる菌を摂り、
腸内環境を整え、不調を改善するために「菌活」をしてみませんか?
 
 

「菌活」で取り入れたい菌の種類と効果

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※麹(糀)
 
麹菌
味噌や醤油、塩麹、甘酒などに含まれ、
美肌や脂肪燃焼、便秘改善、免疫力アップ、ストレス軽減、
うま味成分アップなどの効果が期待できます。
 
 
納豆菌
納豆に含まれ、ナットウキナーゼという成分が血栓予防、
骨の強化、善玉菌を増やすなどの効果が期待できます。
 
 
乳酸菌
味噌やぬか漬け、塩辛、ヨーグルト、チーズ、キムチなどに含まれ、
善玉菌を増やし悪玉菌を減らす働きをします。
整腸作用、血中コレステロール減少、アレルギー改善などの効果が期待できます。
 
 
酢酸菌
酢に含まれ、糖尿病や骨粗しょう症の予防、
殺菌・抗菌作用、食欲増進、血圧や血中コレステロールを
下げるなどの効果が期待できます。
 
 
菌類
きのこ類のことを言い、食物繊維が豊富なので整腸作用、
肌荒れ予防、便秘改善などの効果が期待できます。
 
 
 
残念ながら、菌は体の中に長く留まることはできずに
3日ほどで体外へ出てしまいます。
毎日の食事で新しい菌を摂り入れ、
善玉菌に栄養を送り腸内の菌を育て活性化させることが必要です。
 
毎日菌を摂り続けることは少し面倒と感じるかもしれませんが、大丈夫!
 
本物の発酵食品を選ぶことで、普段使う調味料から摂ることが出来ます。
 
最近は、速醸造の物や保存性を高くするために化学調味料や保存料、
添加物を使っている発酵食品風のものが溢れています。
本物ではない発酵食品では、逆に腸内環境を悪化させてしまいます。
 
製造期間や原材料表示などを確認して、
体に良い本物の発酵食品を選ぶようにしてください。
 
 
弊社では、腸内環境を整える調味料、食材などのご提案をしております。
まずは、お気軽にお問い合わせくださいね。
 
担当: 若林 ゆかり
 
<参考文献>
http://www.ncc.go.jp/jp/information/press_release_20150803.html(2015.8.4)
柚木さとみ「からだがよろこぶ!菌活レシピ」幻冬舎ルネッサンス(2013.08)
藤田紘一郎「腸スッキリ菌活レシピ」成美堂出版(2014.01)
 
 
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