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管理栄養士が考える“食べてはいけない食べ物”とは?!

管理栄養士という職業柄、「身体に良い食べ物ってなんですか?」「○○って食べてもいいのですか?」こんな質問をよくされます。メディアでも、「○○ダイエット」や「○○は危険」などと一つの食品にスポットを当てて取り上げられることがありますね。
 
実際はどうなのでしょうか?
 
健康に良いとされる食品一つだけを食べ続けていて、本当に健康になれるのでしょうか?
逆に、「危険」といわれるものを食べると不健康になってしまうのでしょうか?
 
今回は「食べてはいけないもの」とは何なのか考えてみましょう。
 

1つで完璧な食品はない!

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良い面と悪い面を持っているのが食べ物です。
どんなに良いとされる食品でも、それ一つですべての栄養素が摂れるという完璧な食品はありません。反対に、これを食べたら必ず不健康になるというものもありません。
 
毎日、一生続く食事。何でも「まんべんなく」「バランスよく」食べることが理想です。
しかし、これはあくまでも理想であり、毎食、「バランスよく」食べるのは難しいのが現実だと思います。
 
そこで食事のバランスを“期間”でみていきましょう。
考えやすい期間は1週間の単位。「偏りなく」食べていく考え方です。まずは、前日「お肉」を食べていたら次の日は「お魚」を選ぶという感じで、同じものばかり食べないように意識してみましょう。
 
 

頻度を調整すれば「身体に悪そうな食事」もOK!

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「身体に悪いもの」「食べてはいけないもの」ときいて、「コンビニ」の食事を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
確かに、コンビニなどの添加物が多い食品は身体にはあまり良くないかもしれません。しかし、「手軽さ」というメリットもありとても便利ですよね。
 
「忙しくて自炊は無理」なんていう緊急事態には、利用してももちろんOKです。ただし、注意するのは利用する頻度です。1週間のうちに何度利用しているのか?それは本当に「たまに」ですか?
 
1週間のうちに頻度が多くなる食事は「バランスの良い食事」にしましょう。ベースの食事がきちんとしてれば、時々の「あまり良くないもの」は特に問題なく、添加物などの余計なものも身体の外に排出できるようになりますよ。頻度を考えれば「お酒」や「お菓子」もOKです!
 
1週間のうちに「外食」や「コンビニ食」が何回だったのか自分の食事を振り返って見直してみましょう。
 

「楽しむ」ことも忘れない

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「○○だけダイエット」など毎日同じものばかりを食べ続ける生活。それは「楽しい」ですか?「満足」していますか?
どんなに好きなものでも毎日ずっとでは飽きてきますし、だんだんと「無理」がでてきてストレスになってはいませんか?
 
一生続く食事だからこそ「一生続けられる」食事スタイルを見つけましょう。
ストイックになりすぎず、ゆるくバランスが取れれば大丈夫です。「楽しむ」ことも健康には必要な要素です。
 
 
では、どんな食事を「ベース」にしたらいいのか?
1週間のうちに「好きなもの」を食べてもいい頻度とは?ということをもっと詳しく知りたい方はまずは健幸美プチレッスンへお越しください。
一度、身体をリセットしたい方には「1週間食べてデトックスプログラム」がおすすめです。自分の食生活を見直すきっかけにもなりますよ。
 
「食べてはいけない食べ物とは?」の答えは「ない」です。
しかし、「食べ方」が重要。その「食べ方」を知りたい方はぜひレッスンへお越しくださいませ!
 
担当管理栄養士 : 中西由紀
                                   
<参考文献>
菱田明、佐々木敏監修「日本人の食事摂取基準2015年版」第一出版
 
 
 
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